●事業計画

令和3年度 一般社団法人和歌山県薬剤師会事業計画

中国武漢で始まった新型コロナウイルス(COVID-19)はまたたく間に世界中に広がり、世界の医療や経済活動に大きな影響を与えています。
1年以上経過した現在も未だ終息の見込みが立たず、現状では、ようやくワクチン接種が開始され、その効果に期待が高まっています。
昨年度の当会業務も、初期のマスク等の不足備品の確保に始まり、薬局内での感染予防のための補助金活用やガイドライン作成、インターネットを活用したリモート会議・研修会システムの整備、薬局スタッフへのワクチン接種の推進等々、多くのエネルギーを新型コロナ対策に費やさざるを得ない状況となりました。
そのような中、令和元年に改正された薬機法は着実に実施に移され、所謂フォローアップ服薬指導義務等が開始され、今夏には薬局が機能別に3種に分類されます。また、薬局デジタル化の象徴ともいえる電子処方箋・オンライン服薬指導は目標が前倒され2022年に開始される事となりました。
一方で、各方面からの薬剤師への批判は依然多く存在すると共に、薬剤師業務への大きな障害となるジェネリック医薬品を中心とした多くの製品回収が発生し、健康被害を及ぼした医療事故まで発生しています。
 このような厳しい環境下でも、県民が健康で清潔な生活を送るために薬剤師が貢献する義務と責任は重くなることはあっても減ずることはありません。そのためには個々の薬剤師の一層の努力は必須ですが、薬剤師・薬局の努力だけでの実現は難しくなっていると言えます。最も重要なことは薬剤師・薬局が団結して事にあたり、県民を含めた各方面に薬剤師業務の重要性・必要性をより一層認識していただく事と考えます。
 当会会員薬剤師は、能力を高め、責任ある業務をきちんとこなし、地域包括ケアシステムの中ではもちろんのこと、それ以外の分野においても様々な場面でその能力を発揮し、地域住民に理解され、信頼され、その地域にとって無くてはならない存在になる必要があります。
 本年4月には待望の県立医大薬学部が開設を迎えますが、彼等が卒業後、誇りと自信を持って「薬剤師」と名乗れるかは、これからの私たち努力にかかっていると言っても過言ではありません。
当会は、会員薬剤師がそのような存在になるために全力で応援します。
 合わせて、令和5年9月17,18日には当県で第56回日本薬剤師会学術大会の開催が決まっており、その場で自分たちの業務・研究成果等を胸を張って発表できるよう、参加者が充実した時間を過ごせるよう、準備を進めていきます。

これらを実現するために、今年度

新型コロナウイルス感染拡大を防止する事業
地域包括ケアシステムを始めとする、医療・介護に貢献する薬剤師を支援する事業
医療・介護以外で地域に貢献する薬剤師を支援する事業
和歌山県で勉強し働こうと希望する薬剤師・薬学生(県立医大薬学部への協力も含む)を支援する事業
これらの事業に従事する薬剤師の資質をより一層高める事業
やがて来る南海トラフ巨大地震等の災害に備える事業
第56回日本薬剤師会学術大会の準備事業
上記各事業を達成するため、多方面との連携および広報する事業

この8事業を公益性の高い事業として実施します。
 この8事業を推進するために、収益事業、共益事業も積極的に展開し、会員相互の交流や福利厚生事業も活発に行っていきます。

<その1> 公益事業(実施事業)

医療に貢献する薬剤師を応援する事業

①医薬分業推進事業

薬剤師は、その任務を薬剤師法第1条において、調剤・医薬品の供給その他薬事衛生を司る事によって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保する旨規定されている。県民が、医療機関から院外処方箋の発行を受け、薬剤師法第1条に基づきかかりつけ薬剤師から副作用や重複投薬のチェック、投薬内容の説明や服薬指導等を受ける事によって、より安全で高度で安価な医療を受ける事が出来る医薬分業を推進するために以下のような事業を行う。

(1) 医薬分業のメリット・薬剤師職能のPR

目標:医薬分業・薬剤師職能について、市民の理解を得る。
<具体的な活動案>
・表題の2点をPRするリーフレットを作成。各会員薬局にて配布し、各地域での健康まつりイベントで配布する等、啓発のために活用して頂く。

(2) 残薬解消への取り組み

目標:医薬分業の経済的メリット及び残薬解消における患者側へのメリットをPRする。
<具体的な活動案>
・県下全薬局で残薬解消の啓発を行うため、ポスター・リーフレットを少量ずつ無料配布。

(3) 「薬と健康相談会」開催

目標:地域の皆様への貢献
<具体的な活動案>
・PRのためのポスターとチラシを作成し、「薬と健康の週間」に合わせ、各薬局での健康相談会を開催する。
・コロナ禍でも気軽に相談して頂けるよう、ネットやビデオ通話の活用も検討していく。

(4) 疑義照会調査及び集計

目標:患者への貢献度を調査し、医薬分業のメリットをPRする。
<具体的な活動案>
・一定の調査期間を設け、疑義照会回数及び処方内容変更の有無を調査する。

(5) 県歯科医師会歯科医院緊急用医薬品分譲事業(総務委員会と連携)

目標:歯科治療での緊急時に使用する医薬品の備蓄及び分譲
<具体的な活動案>
・歯科医師会の求めに応じ、緊急用医薬品をすぐに分譲できる体制を整える。

②医療保険、介護保険等の研究事業

会員を含む地域薬剤師が正しい知識で保険調剤を行い、国の医療政策の実現に貢献するとともに、県民に対して法律に基づいた正しい医療提供を行えるよう、研修会や広報等を行う。また、国民健康保険連合会、社会保険支払基金に審査委員を派遣しレセプト審査を行うと共に、近畿厚生局が行う保険薬局への指導・監査に立会、県民が正しい保険医療を受ける一助となす事業

(1) 新たな調剤報酬体制への対応
(2) 在宅薬剤管理指導業務推進への対応 ・かかりつけ薬剤師等の利用促進
(3) 後発医薬品使用の更なる促進への対応 ・後発品数量割合80%の達成
(4) 近畿厚生局指導への協力及び対応
(5) 国保連合会、基金への協力及び対応
(6) 円滑な調剤業務(請求)のための情報提供

③在宅医療推進事業

(1) 地域包括ケアシステムにおける薬剤師の必要性をアピール

・各地域で他職種と連携の協議会を開催し、薬に対する問題を「お薬相談シート」を活用して情報を得て、解決につなげる。
・各地域薬剤師会のホームページを活用した他職種連携
・地域ケア個別会議に参加する薬剤師の資質向上
・入退院時の患者情報の共有システムの構築

(2) 在宅医療にかかわる薬剤師のレベルアップの研修会開催
(3) 無菌調製研修会の継続(地域の基幹病院との連携強化)

・各地域薬剤師会での開催のサポート
・携帯型クリーンベンチの活用・ポンプ操作・輸液等の基礎知識の習得

(4) 学会発表のサポート
(5) 医療用麻薬適正使用

・麻薬譲渡グループ活用による医療用麻薬の適正使用

(6) 「地域連携薬局」「専門医療機関連携薬局」認定サポート

④薬剤事故防止事業

事件・時間及び幸いにも事故にならずに済んだヒヤリハット事例や、またそれらを防止するアイデア・工夫を収集し、会員へ情報提供する。県民が安全で安心できる医療を受けられる環境づくりや薬局における安全管理対策の整備の支援を行う事業。

(1) 調剤事故等の会員への周知

・調剤事故等の事例を、会員に向けて定期的に情報提供。
・日本薬剤師会からおりてくる情報を分かりやすくまとめて情報提供。
上記内容や役に立つ情報をはまゆうに掲載する。

(2) 調剤事故防止マニュアルモデルの作成

Ⅱ.地域に貢献する薬剤師を応援する事業

⑤地域保健推進事業

和歌山県内には、僻地・高齢化・人口減少といった問題を持つ地域が多数ある。都会と違い資源の少ないこのような地域では、地域包括ケアシステムにある「自立生活の支援」「住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最期まで」これを実現することが非常に難しい。そこで、僻地・高齢化・人口減少の地域において地域包括ケアシステムを構築することは、いずれ各地が直面する少子高齢社会に有意義な事例となると考え、以下について検討・検証する。

(1) 医薬品や介護用品の供給体制の構築
(2) 多職種、地域行政との連携と情報の共有
(3) 疾病・介護予防
(4) 高齢者および認知症の人とその家族を支え、共生できる町づくり

⑥セルフメディケーション支援事業

県民の主体的な健康の保持増進を積極的に支援する事業。薬局を地域に密着した健康情報の拠点とし、一般用医薬品の適正な使用に関する助言や健康に関する相談、情報提供を行う等の機能を強化する。
・健康サポート薬局取得の推進
・一般用医薬品の適正使用に関する研修会の開催
・一般用医薬品の適正使用に関する情報発信
・医薬品販売の法令遵守
・セルフメディケーション税制への対応

⑦学校薬剤師への支援事業

和歌山県内の幼・小・中・高校で活躍する学校薬剤師が行う「学校環境衛生検査」「学校給食法に則った検査」「薬物乱用防止教室」「おくすり教室」などへの支援を行い、園児・児童・生徒が正しい薬の知識を持つと共に快適な学校環境のもとで勉学に励むことができるような環境整備の一助をなす事業。

(1) 学校保健活動の普及、充実

・全学校保健調査の実施
・医師会、歯科医師会等学校保健関係団体との連携強化
・学校薬剤師報酬額の適正化
・薬の適正使用など健康教育の推進

(2) 薬物乱用防止活動の支援

・教育委員会・薬務課・警察関係等との連携を図り、学校薬剤師の薬物乱用防止啓発活動を支援する

(3) 標準学校薬剤師モデルの確立

・学校における環境衛生検査項目の統一化
・新人学校薬剤師等への講習
・学校薬剤師のスキルアップを図るための研修、講習会の開催

(4) 講師の育成

・各地域学校薬剤師会における、薬物乱用防止・薬の正しい使い方等の講師の育成
・講師に対する資料等の支援

⑧災害対策事業

「新しい時代」における災害への備えを、県、地域行政と協力して整備を行う。

(1) 薬剤師チームの派遣について:「和歌山県地域防災計画」平成29年改訂版へ   の薬剤師班・モバイルファーマシーの役割や法律的な位置づけ等の組み入れに   ついては完了した。これからはより実践的な受援(他地域からの薬剤師班等の   受け入れ)業務の準備、医療関連団体との協定書等の整備を行う。
(2) 被災地での薬剤師業務の効率化:-わかやまPDASS-(災害時薬歴・薬袋・お薬手帳・在庫管理表作成支援システム)の活用訓練、災害時医薬品注文システムの開発
(3) 県、地域薬剤師会、薬局用の「災害マニュアル・BCP」の整備
   ・県薬災害対策本部設置及び維持運営BCP
   ・地域薬剤師会、災害薬事リーダーBCP
   ・補足資料として「災害支援薬剤師 虎の巻」作成
(4) 後方支援、情報管理について:EMIS(広域災害緊急医療情報システム)の   活用訓練、会員安否確認システム(モバイル・ウェブ)の活用方法の検討・メン   テナンスを行う。
(5) 被災地域での薬剤師班のお世話役を担っていただく薬剤師(災害薬事リーダー)の養成:目標は50名はクリアー。これからも、認定者へのフォローアップ研修(パワーアップ研修会)及び新規参加希望者への研修会を企画。また、これからは、被災地域や県の災害対策本部内で薬事全般(主に医薬品供給)について活動していただく人材「災害薬事コーディネーター」を育成していく。
(6) 災害装備品について:モバイルファーマシーの改修、簡易薬品棚の開発、大型テント、災害支援薬局支援装備の購入等
(7) 災害訓練:コロナ禍における極寒期・猛暑時の対応について訓練を行う。各種BCPに基づいた災害想定訓練を企画。
(8) 災害時の対応方法・備えについて啓蒙を行う:簡易トイレ、電気の確保、食料、水、暖房、テント等々

⑨広報・情報事業

出来るだけ多くの薬剤師業務に関わる情報を収集し、その情報を各会員に適正に提供できるよう各種ICTの活用を検討する。また、県民が薬や環境衛生の正しい知識を持って安心で安全な薬物療法等を受けられるように、各方面に情報提供するとともに、薬剤師による医療提供や公衆衛生への貢献業務への理解を深める事業。
ア.広報事業

(1) 対内的な広報の充実

・県薬剤師会会員の皆様に必要な情報提供を、適切に速やかに行う。
・日本薬剤師会や県薬剤師会の動き、また県薬各委員会の積極的な活動を月  刊会報「はまゆう」、県薬ニュース等に掲載するために各委員会の協力を得  て充実させていく。
・情報委員会の協力のもとデジタル化への推進。

(2) 対外的な広報の充実

・「薬局新聞」として健康衛生に関する記事を作成し、地域住民の皆様に健康情報を発信する。「薬局新聞」配布薬局数を増やしていく。
・各委員会、各地域薬剤師会の協力を得て国民の皆様や関係団体向けの広報活動として、水質検査事業、薬物乱用、禁煙、セルフメディケーション等、薬剤師会、会員薬剤師等が積極的に地域において行なっている事業、活動等している状況を広く知っていただけるようなPR方法を考える。

(3) 広報にかかわるスポンサー企業の確保

イ.情報事業

(4) ホームページの更新、継続
(5) 薬事情報センターの運営
(6) 同報FAXのペーパーレス化について検討
(7) メールマガジン事業の実施
(8) web会議システムの運営(青年部会連携)
(9) 研修会web中継の実施(研修委員会・青年部会連携)
(10) 青洲リンク(医薬分業対策委員会連携)
(11) 和歌山県版電子お薬手帳の普及活動
(12) 保健医療福祉分野公開鍵基盤(HPKI)について研究

Ⅲ.薬剤師の質を高める事業

⑩薬剤師の卒後教育事業

会員および会員以外の地域薬剤師の教養や知識・技能を高め、県民により高度で安全で安心な医療をすべての薬剤師から同じようなレベルで提供できるようにするため、会員及び会員以外の地域薬剤師を対象に、各種研修会を実施するとともに、会員に対してはさらに日本薬剤師会生涯学習支援システムを円滑に活用した様々な研修会を重ねて実施する。

(1) 和歌山県薬剤師生涯研修制度の運営
(2) JPALSの普及および推進
(3) 県薬専門部会および地域薬剤師会が運営する研修会の支援
(4) 研修認定薬剤師制度の充実
(5) 専門疾患領域継続研修受講支援
(6) 他職種との連携を深める研修会の実施
(7) オンラインシステムを活用した新たな研修会受講への試み

⑪学術推進事業

会員及び会員以外の県内薬剤師が学術的に資質向上が図れる情報提供に努める

(1) はまゆう等を通じて定期的に学術情報を発信していく
(2) 研修会開催における学術支援の提供を図る
(3) エビデンスが得られる情報収集・提供を通じて、薬剤師の職能が高められる基盤を構築する
(4) 学術大会発表に対し、倫理に関する相談、倫理委員会開催についての支援を行う
(5) 日本医療学会地域薬学ケア専門薬剤師制度にかかる研修施設(基幹施設病院)と研修者のマッチングのための委員会開催

⑫和歌山県薬剤師会員の専門的知識向上を担う薬剤師を養成し、それを広めるため  の事業

薬機法改正による薬局機能分化や健康サポート薬局、かかりつけ薬剤師等薬剤師の地域における活躍が期待されているところであり、これらの期待に応えるため、また、和歌山県立医科大学薬学部生の実務実習を受け入れ等、さらなる専門的知識の向上が必須のため、専門的知識向上を担う薬剤師を養成し、和歌山県薬剤師会員にその知識を広めるための事業。

(1) 代表的疾患に対する専門的な知識を習得するための研修会を開催
(2) 地域薬剤師会単位で伝達するための研修会開催
(3) この事業を通じて地域薬学ケア専門薬剤師取得を目指す薬剤師の増加に繋げる

⑬薬学実習生受入事業

薬学部5年生の必須科目である実務実習を円滑に実施するために、薬局実務実習の内容を充実し、病院施設との連携をスムーズに行えるよう整備を行い、実習生が将来優秀な薬剤師となるよう指導するとともに県内への就業を推進する事業。

(1) 薬学生実務実習受入体制の整備と強化

・県内薬局に実務実習実施への参加を要請
・認定実務実習指導薬剤師養成のためのWSへの参加者およびタスクの人選
・認定実務実習指導薬剤師養成および更新のためのビデオ講習会開催

(2) 実務実習実施のための整備と強化

・認定実務実習指導薬剤師のスキルアップの支援
・改訂コアカリキュラムによる実習内容と評価方法の周知徹底
・実習支援のための集合研修の実施と検証
・近畿地区での実習施設グループ化のための協議会開催

(3) 大学及び関係団体との連携

・近畿地区調整機構会議への参加、学生受入連絡会の開催(各大学、各府県薬剤師会、病院薬剤師会との連携)
・和歌山県立医科大学薬学部との共同による研修会開催や実務実習に対する意識アンケートの実施
・薬学生薬局実務実習受入整備推進委員会の開催(県内地域薬剤師会の連携)

(4) 薬剤師会活動への貢献

・進学セミナーへの参加(実習生による学校紹介、参加者へのサポート)
・県内就職セミナーの広報、実習修了生同窓会開催(実習生の県内就業をサポート)

⑭若手薬剤師育成事業

次世代の和歌山県の医療や公衆衛生の一翼を担うべき若手薬剤師が専門知識だけに偏らず、幅広い教養や倫理感を身につけてバランスの取れた社会人・薬剤師として県民に貢献できるよう育成する事業。会員同士の繋がりを広め、各支部・薬剤師の連携を強化する。また、そこから会員増へとつなげていく事業。災害等の非常時には、医療救護所や避難所等の被災現場で薬剤師が組織的に活動できるためのリーダー的存在として行動出来るよう教育する事業。

(1) スキルアップセミナーの企画・開催
(2) 他府県薬スキルアップセミナーへの参加
(3) 会員相互の交流を図る事業
(4) 会員増を目標とした事業の企画
(5) 各部会・委員会と連携した事業の企画・協力
(6) 各種補助金事業への協力

⑮女性薬剤師支援事業

薬剤師の半数を占める女性薬剤師が、家庭と職場を両立させ、出産・育児・介護等で薬剤師としての業務に従事しない期間があっても、安心して職場復帰が出来るよう、知識や技術レベルの維持・向上や職場環境の整備を支援していく事業。女性薬剤師部会では、女性の目線で、日常業務に役立てるテーマを中心に実技を取り入れた研修会を開催していく。今後もこの研修会を中心に薬剤師が円滑に、県民の健康で衛生的な生活の確保・向上に寄与することが出来るようにする。

⑯薬剤師就業促進事業

貴重な人材である未就業薬剤師が薬剤師バンクに登録し、希望する地域薬局等に就職を斡旋することにより薬剤師を確保し、薬剤師が県民の健康を支援する体制を構築する。また、薬科大学等で実施している就職活動にも積極的に参加し、県内への就職を希望する学生のために県内薬局の情報提供を行い、県内就職率の増加を図るための事業。
・県内で実習を行った卒後学生の県内定着推進を図るため実習終了生の同窓会を開催、就職動向の調査
・県内の薬学生を増やすため薬学部進学セミナーを開催
・復職支援事業
・和歌山県立医科大学薬学部新設のための事業

⑰「薬物乱用防止・禁煙・アンチドーピング推進」対策事業

(1) 薬物乱用防止

1.行政機関等と連携し、「ダメ、ゼッタイ!」運動の継続、発展
・街頭での啓発活動の実施
・市民公開講座の開催(Webで作成・開催)
・スポーツ選手向け講習会
・児童のスマホ依存の危機性を伝える児童保護者向けWeb講座作成
2.学校薬剤師部会と連携し、児童・生徒向けの学校薬剤師の活動を支援
・アイデアやアイテムを各方面に提供

(2) 禁煙

1.認定禁煙指導薬剤師の育成・スキルアップ
2.学薬と連携し子供向けの啓発活動の拡充
・子供たちが目で見て分かるような科学実験や映像を提供
・子供向けWeb講座作成
3.学校関係者向けの禁煙指導、サポート
・子供たちへの啓発が進んできている中、家族や教師、バスの運転手など子供たちを取り巻く大人たちの喫煙が、禁煙への説得力を欠く要因となっている。その方々に、一緒になって禁煙に取り組んでいただき、その姿を子供たちに見てもらう。

(3) アンチ・ドーピング活動

1.専属スポーツファーマシスト制度の充実
2.アンチ・ドーピングに関するWeb公開講座作成
3.東京オリンピックに向け、和歌山県での取り組みへのサポート体制の充実
4.スポーツファーマシストの認知度のアップ
自己満足の活動では終わらぬよう、各関係機関との連携を強化し、選手を取り巻くものの一員として、薬剤師として何をすべきかをじっくり考え動いていく。
5.県内スポーツファーマシストの把握と名簿作成
6.スポーツファーマシストスキルアップセミナー開催(薬剤師以外の関係者や県外薬剤師も招待

Ⅳ.各事業効果や実績を多方面に広く広報する事業

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの事業の成果を、学術・情報・広報を通じ、当会ホームページや各種会 議・会合、出版物、論文・学会発表等で広報する。

<その2> 収益事業

Ⅴ.検査センター事業

飲料水・排水・井戸水・お風呂等の各種水質検査、温泉水検査、土壌検査等を通じて、県民の衛生的で安全な生活に貢献する。

Ⅵ.会営薬局事業

おくすりセンター薬局を運営し、県民の安心・安全な薬物療法に貢献するとともに、会員への医薬品分譲や最新調剤技術の提供等を行う。

Ⅶ.賃貸・物品販売事業

院外処方箋FAX送信コーナーの運営、お薬手帳や各種帳簿類の販売、薬剤師会館会議室の賃貸等を行い、会員・県民の便宜を図る。

上記3事業の収益力を高め、当会の財政的基盤をより強固なものにする。

<その3> 共益事業

Ⅷ.共益事業

①会員相互の懇親・交流を図り、冠婚葬祭のお知らせや表彰記念等のお世話を行う。

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