●地域薬学ケア専門薬剤師制度

■地域薬学ケア専門薬剤師制度

2019年の医薬品医療機器等法の改正において、機能別の薬局(地域連携薬局、専門医療機関連携薬局)の認定制度が導入されました。このうち、専門医療機関連携薬局とは、がん等の専門的な薬学管理に関係機関と連携して対応できる薬局のことで、学会認定等の専門性が高い薬剤師を配置することが人的要件となっています。日本薬剤師会では、都道府県薬剤師会と連携し、地域医療に貢献できる専門性の高い薬剤師を養成するための体制構築を進めています。
 日本医療薬学会の専門薬剤師制度「地域薬学ケア専門薬剤師」と「地域薬学ケア専門薬剤師(副領域:がん)」は、5年の研修期間を経て取得する、より実践的な認定資格で、指導薬剤師が在籍する基幹施設(病院)と連携することで、薬局に勤務しながら認定取得を目指すことができます。

■2023年度地域薬学ケア専門薬剤師基幹施設調整依頼について

※本申請の対象となる方は、以下の2つの要件を満たしていることが前提となります
①地域薬学ケア専門薬剤師あるいは地域薬学ケア専門薬剤師(がん)の暫定認定または正規認定の資格要件を備えている。
②所属する薬局が、地域薬学ケア専門薬剤師研修施設(連携施設)認定の資格要件を備えている。

※上記2つの要件を満たす方で、申請資格として以下の4つの全てを満たしている方は、こちらから、手順に従って申請をしてください
①2023年10月中旬までに、申請者が暫定認定の要件を、申請者の勤務先が連携施設の要件を、それぞれ満たす見込みがあること。
 (2023年度マッチング申請受付は8月27日(日)締切です)
②月3~4回の研修を5年間継続して履修できる。なお、その際は基幹施設において、定められた規定やルール(ワクチン接種等も含む)を遵守する。
③当制度ならびに申請について、勤務先の理解と了承を十分に得ている。
④連携研修は、基幹施設の事情(指導薬剤師の転勤等)により中断や中止の可能性があることを予め了承している。
(和歌山県薬剤師会では再マッチングも検討いたします)
基幹施設一覧

本制度は、日本医療薬学会の専門薬剤師制度で、日本医療薬学会の会員であることが必須条件です。
和歌山県薬剤師会では研修を円滑に行うため、業務委託契約を交わし、研修先の基幹施設(病院)とのマッチング調整業務を行っています。

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